<印>
◎アスクワンタイム
○オーキッドロマンス
▲ナムラアトム
☆エリカカリーナ
△エトヴプレ
△ガロンヌ
<予想駄文>
重賞になってからまだ日は浅いものの、葵Sほ内枠の牝馬から拾っていくのがセオリーである。エリカカリーナ、シカゴスティングあたりが内ならまずそこから入ればよかっただろうし、エトヴプレ・ナナオあたりが入れば相手はそこから選べばよいとなっていただろう。
だが蓋を開けてみればどうだろう。内枠に入った牝馬はレガレイラただ一頭のみ。どう見ても僕に対する忖度不足である(レガレイラの内枠に対して忖度だというポストを数件見たが、彼女にとって内枠って忖度になるのだろうか)。9/18が牝馬という、半分以上が牝馬のレースにおいて、1〜3枠に牡牡牡牡牡牡の並びを見た時は目を疑った。挙句、超絶不利8枠に並ぶ牝牝牝の文字。こんなところにもまだ男尊女卑の風習は根付いているのである。つい先日藤田菜々子騎手が騎手会の理事になったことはかなりポジティブな人事だと考えているが、是非このレースでも早急に内枠に牝馬を配し、僕の馬券を助けて欲しいものだ。
◎アスクワンタイム
そんな中で本命を打ったのがこの馬。そこまでハイペースにならないこのレースだが、並びを見ると逃げ・先行が外枠に配置され序盤の位置どり争いは流石に熾烈になりそう。外が激流になり、序盤から脚を使う流れになれば内でやり過ごしながら足を溜められるこの馬に展開が向く公算は十二分にある。
兄姉が小倉1200の重賞を勝利しているという抜群の小倉適性で小倉2歳Sを勝った本馬だが、小倉の直線平坦・4角下り坂という要素は京都も同じ。重賞勝利以来、1400,1600と少し長めの距離を使ってきた本馬にとって、京都1200という舞台設定に変わることは大歓迎。
前走橘Sは前が止まらない高速馬場で最後方からの競馬。なおかつ一頭だけ58kgの斤量を背負って上がり最速4着と見せ場十分の内容。短縮+ハイペースの公算が高いこのメンバーなら、彼の末脚が全てを切り裂いても驚かない。
余談になるが、京都の地には彼の兄が眠っている。平坦巧者の血脈が、ここに眠る兄の魂が彼の背中を押し、先頭で駆け抜ける姿がハッキリとイメージできた。
○オーキッドロマンス
前述の通り、この馬以外の逃げ先行はほとんど外。ハイペースに巻き込まれる可能性こそあれ、他の先行勢に比べ消耗は少ないだろうこと、いままで戦って相手を考えれば好走もはや宿命。
▲ナムラアトム
先団を見る位置で脚を溜めて運べそう。ペース問わず末脚を使える強みあり、アスクが差さる流れならともに突っ込んでくる公算は高い。前走行きたがっていたので短縮は好感だが、過剰人気の感は強い。
☆エリカカリーナ
内枠なら本命だったが8枠でここまで売れるのは意外。オーキッドロマンス・ロジリオン・アレンジャーと接戦を演じている以上一定の評価は必要。近2走は先行しているが控えても競馬できる器用な馬で、6,7枠の馬がほぼ前に行くため、内がすぐ空くだろうということを考えれば枠のイメージほど不利もなさそう。
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